OSによって,使用する録音ソフトウェアが異なりますので,個別に説明します.入力レベルは,ボリュームを右に回しきったとき2Vp-pです.
■Windows
●接続順序
電源を切った状態で,メイン基板上のSW1のショート・ピンを開放します.
ライン入力端子に音源をつなぎます.メイン基板正面から見て左がR,右がLです.入力端子の左にあるボリュームは2/3付近にしておきます.
DC5Vの電源をつなぎます.
USBマイクロのケーブルでパソコンとLPC4330-Xplorerマイコン基板のUSB0をつなぎます.
システム環境設定のサウンドに「LPC4330 1bit Audio UAC1」の名称が出ていることを確認します.
録音時,録音コマンドを実行すると,ライン出力に録音のモニタ音が出ていますので,ヘッドホンなどをつないで,音量レベルを確認できます.本システムにはVUメータはついていません.
●用意するもの
Windows用の録音コマンドはCQRec.exeです.
CD-RからCQRec.zipをパソコンにコピーします.zipファイルを展開すると,フォルダの中にCQRec.exeファイルとlibCQRec.dllファイルが出てきます.CQRec.exeファイルをダブルクリックして実行します.
画面上の『Rec』ボタンを押すと,録音が始まります.『Stop』ボタンで録音終了です.録音したファイルは,デスクトップに『cqrec.dff』のファイル名(dff形式.2.8MHz)でセーブされます.ファイル名は固定ですので,連続して録音するときは上書きされます.ファイル名を変更するか,別のフォルダに移しておいてください.
■Mac OS X
●接続順序
電源を切った状態で,メイン基板上のSW1のショート・ピンをショート端子でショートします.
ライン入力端子に音源をつなぎます.メイン基板正面から見て左がR,右がLです.入力端子の左にあるボリュームは2/3付近にしておきます.
DC5Vの電源をつなぎます.
USBマイクロのケーブルで,パソコンとLPC4330-Xplorerマイコン基板のUSB0をつなぎます.
システム環境設定のサウンドに「LPC4330 1bit Audio」の名称が出ていることを確認します.
録音時,録音コマンドを実行すると,ライン出力に録音のモニタ音が出ていますので,ヘッドホンなどをつないで,音量レベルを確認できます.本システムにはVUメータはついていません.
●用意するもの
Mac OS X用の録音コマンドはdoprecです.ターミナルから使用する,CUIコマンドです.
使い方は,
./doprec --record サンプリング周波数 セーブするファイル名
です.実行前に実行権を管理者モードで付けておきます.
ファイルのあるディレクトリにcdコマンドを使って移動して,
$ sudo chmod 755 ./doprec
(初めての時はユーザのパスワードが求められる)
2.8Mで録音するときは,下記のコマンドを実行します.
$ ./doprec --record 176400 ファイル名
数秒待ち,CTRL-Q(CTRLキーとQキーを同時に押す)で録音が初まります.CTRL-Sで録音終了です.
同様に,5.6Mと11.2Mは下記のようになります.
$ ./doprec --record 352800 ファイル名
$ ./doprec --record 705600 ファイル名
起動用のシェル・スクリプトも用意ました.2.8MHzのΔΣを録音するには, binの中にcdコマンドを使って移動し ./rec2M.shに録音ファイル名を引数として実行してください.
$ ./rec2M.sh ファイル名
サンプリング周波数別にrec5M.shとrec11M.shも用意してあります.
■Linux Ubuntu12.04
●接続順序
電源を切った状態で,メイン基板上のSW1のショート・ピンをショート端子でショートします.
ライン入力端子に音源をつなぎます.メイン基板正面から見て左がR,右がLです.入力端子の左にあるボリュームは2/3付近にしておきます.
DC5Vの電源をつなぎます.
USBマイクロのケーブルで,パソコンとLPC4330-Xplorerマイコン基板のUSB0をつなぎます.
システム設定のサウンドに「LPC4330 1bit Audio」の名称が出ていることを確認します.
録音時,録音コマンドを実行すると,ライン出力に録音のモニタ音が出ていますので,ヘッドホンなどをつないで,音量レベルを確認できます.本システムにはVUメータはついていません.
●用意するもの
LinuxのALSA(サウンド関係のカーネル・ドライバ)にはバグがあります.録音する前に,CD-Rの中のlinux-source-3.2.0.patchファイルに用意したパッチをALSAドライバにあててください.
Linux用の録音コマンドはdoprecです.ターミナルから使用する,CUIコマンドです.
使い方は,
./doprec --record サンプリング周波数 セーブするファイル名
です.実行前に実行権を付けておきます.
ファイルのあるディレクトリに移動して,
$ chmod 755 ./doprec
2.8Mで録音するときは,下記のコマンドを実行します.
$ ./doprec --record 176400 ファイル名
数秒待ち,CTRL-Q(CTRLキーとQキーを同時に押す)で録音が始まります.CTRL-Sで録音終了です.
同様に,5.6Mと11.2Mは下記のようになります.
$ ./doprec --record 352800 ファイル名
$ ./doprec --record 705600 ファイル名
起動用のシェル・スクリプトも用意ました.2.8MHzのΔΣを録音するには, ./rec2M.shにファイル名を引数として実行してください.
$ ./rec2M.sh ファイル名
サンプリング周波数別にrec5M.shとrec11M.shも用意してあります.
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・アプリケーションの動作は,開発時に最新のアップデートをあてたOSで確認しています.しかし,今後のOSアップデートによりアプリケーションの動作が変わってしまう可能性があります.
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