付属基板を動かすために必要な環境構築と,簡単な使用方法を解説します.
付属基板を使用してのプログラムの書き込みや,IDE(統合開発環境)を利用したソフトウェアの開発では,付属基板へのはんだ付けなどの加工は一切不要です.
STEP 1:必要なシステムと準備
付属基板を動かすためには,WindowsパソコンやUSB2.0ケーブルのほかに,専用のソフトウェアが必要になります.
次に示すものを準備してください.
・ Windowsパソコン,USB 2.0ケーブル
・ 付属基板
・ ドライバや各種ツール類(通信ドライバ,FlashMagic,IDE)
・ プログラム・データ類 (CQ.zip)
STEP 2:付属基板を動かす
付属基板を動かしてみましょう.
ここでは,LEDを点滅させるプログラムを書き込んで動作させます.
ダウンロードするバイナリーファイルは本ホームページからダウンロードします.
詳細は,【必要なシステムと準備】【プログラム・データ類一式】の項目を参考に準備しておいてください.
付属基板にUSBケーブルを接続し,FlashMagicという書込みツールでプログラムを書込みます.
STEP 3:LPCXpresso IDEを使用した開発
IDE(統合開発環境)を使用して,プログラム開発を行います.
最初は,ダウンロードしたプログラムを取り込んで,ビルド,すなわちプログラムをコンパイルして,実行可能なバイナリーファイルを作成します.
新しいプロジェクトを作ったり,デバッガを使ってみたり,IDEを使ってアイデアを形にしていきます.
本書ではマルチCPUシステムの開発について詳述していますので,本書を見ながら楽しい応用製作にチャレンジしてみましょう.