FAQ1:ピン・ヘッダやピン・ソケットを取り付ける前のご注意
付属基板(MB)上のCN1~CN4のピン・ヘッダ,CN5~CN6のピン・ソケットは,「○ページの図○表○,○ページの図○表○」というふうに一つ一つ慎重に,間違えずに取り付けてください.
FAQ2:付属基板(MB)上のCN1~CN4のピン・ヘッダを基板の表裏間違えてはんだ付けしてしまったら…
●取り付けを間違えた場合,ピン・ヘッダを温存したまま取り外そうとすると,基板パターンを剥がしてしまう恐れがあります.
●もし,表と裏を間違えてはんだ付けしてしまったら,落ち着いて次の手順を踏んでください.
(0)よくあることです.まずは落ち着きましょう.
(1)ピン・ヘッダの各ピンを,黒いプラスチックの土台の根元からニッパで切り取ります.短くしてください.
(2)ピン・ヘッダの各ピンを支えている黒いプラスチックの土台を抜いてください.簡単に抜けますが,コツが要ります.プラスチッックの黒い土台と基板の間に薄い金属の板(薄いマイナスの精密ドライバやカッタの先など)を差し込んで,その土台を少しずつ持ち上げます.このとき基板のパターンを傷つけないように細心の注意を払ってください.
(3)ピン・ヘッダの各ピンが1本ずつバラバラになれば,各ピンにはんだゴテを当てて抜き取ります.
(4)スルーホールに詰まったはんだは,はんだ吸い取り器(空気で吸い込むタイプ)で掃除します.このとき,あまり基板にはんだゴテを当てて加熱しすぎると,パターンを剥がしてしまいますので,注意してください.
FAQ3:付属基板(MB)上のCN5~CN6のピン・ソケットを基板の表裏間違えてはんだ付けしてしまったら…
●取り付けを間違えた場合,ピン・ソケットを温存したまま取り外そうとすると,基板パターンを剥がしてしまう恐れがあります.
●もし,表裏間違えてはんだ付けしてしまったら,次の手順を踏んでください.
(0)よくあることです.まずは落ち着きましょう.
(1)ピン・ソケットのプラスチックの本体をニッパで壊してください.
(2)各ピンが1本ずつバラバラになれば,各ピンにはんだゴテを当てて抜き取ります.
(3)スルーホールに詰まったはんだは,はんだ吸い取り器(空気で吸い込むタイプ)で掃除します.このとき,あまり基板にはんだゴテを当てて加熱しすぎると,パターンを剥がしてしまいますので,注意してください.
FAQ4:OLED表示に不具合がある場合
サンプル・プログラムでは,OLEDにコマンドを送るSPIクロックの周波数が24MHzになっています.これはOLEDモジュールの規格(20MHz)を超えていますので、製品特性バラツキやFPCコネクタの接触抵抗によってはうまく表示されない場合があります.その場合はOLED制御のSPIクロック周波数を下げてみてください.そのための差し替え用プログラムを以下に用意しました.封入してある説明を参照のうえで差し替えください.
差し替え用プログラムのダウンロード ( oled差替ルーチン_20110321b.zip)
*oled差替ルーチン_20110321.zipをダウンロードした方へ
LPC1114の制約で16MHzの設定はできませんでしたので,12MHzに設定し直したoled差替ルーチン_20110321b.zipを再アップしました.
FAQ5:記載内容の誤記と訂正
(1)p.52,図ACN3の8ピン:PIO1_7→ PIO0_7
(2)p.60,図I(GB回路図)のU5 RTCの型名:RX-85641-LC → RX-8564LC
(3)p.71,図4(d):Existing Projects to Workspace → Existing Projects into Workspace
(4)p.81 リスト4の1行目:setdtrs 0→setdtr 0