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ホーム > 記事サポート > 2013年 > はんだ付けワンポイント講座 > 第6回 基板上のフラックスを洗う?洗わない?

第6回 ナンテ恐ろしい!フラックスのカスでショート事故

●いつまでも安心&安全動作!基板はいつもきれいに

 皆さんが使われるフラックスは無洗浄タイプのものが多いと思います.電子工作用途ではフラックスを洗浄する必要はありません.

 しかし温度や湿度が高い環境で使われたり,使用電圧が数十Vと高かったり,長寿命や高信頼度が必要だったりする場合は,フラックスの洗浄を検討してください.

 フラックスの焼き付き(茶色や黒くなったもの)がある場合も,できれば洗浄はしておきたいものです. フラックスのかすがあると,その中に水分を取り込みやすくなるので,イオン・マイグレーションが発生しやすくなり,電極間が絶縁不良になったりショートしたりします(図1).

 イオン・マイグレーションとは,水分などによって電極間に不純物が存在した場合,そこに電界を加えると金属がイオン化し対向する電極に移動し,デンドライト(複数に枝分かれした樹枝状の結晶)として析出する現象です.

 このデンドライトが成長すると絶縁不良となり,最後には電極間がショートします.

 よく似た言葉にエレクトロ・マイグレーションがありますが,これは,主に半導体表面などの微細な配線に生じるもので,配線の電流密度が大きくなると,配線の欠損や細りが生じ,最後には断線する現象で,高温で加速します.

 はんだ付けに使用される金属の中で,銀(Ag)が最もマイグレーションを起こしやすく,次いで鉛(Pb),銅(Cu),すず(Sn)の順です.<大西 修>

 

図1 電極間をショートしてしまうデンドライト

電極間が数μmから数mmで生じる,ときには数cmでも生じる

 

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