次号のトランジスタ技術は，

特集 ラズパイPico実験！　農業センシング・自動化

2月号は1月9日（金）発売

猛暑や局所的豪雨など，これまでとは違った過酷な気象の中で農業を行わなければならない状況に加え，労働力不足の問題が重なり，食料生産に暗い影を落としています．一方で，品種や資材の開発の他，特に環境制御・省力化技術の向上や，作業自動化を実現することに注目されるようになりました．

そこで，トランジスタ技術2026年2月号は，温度や湿度などの情報や植物の状態を画像で収集するような，圃場の「見える化」につながる【センシング】．また，そのデータを活用し，水やりや温度調節をする【自動化】をテーマに設定．各種センサの使用方法と比較的安価で入手できるラズペリー・パイPicoなどのマイコン・ユニットを駆使した回路製作・実験を丁寧に解説します．

■スマート農業施設生産の見える化・自動化の今と未来　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■ソーラ発電対応の農業用LoRa無線センサ端末の開発　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■農場で使える！　ラズパイを活用した，温湿度/気圧データロガ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■Spresenseを使った植物生長を記録するタイムラプス画像撮影　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■ラズパイで制御する黄色LEDを使ったタバコガ防除実験　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■過酷な圃場の気象条件でも対応可能な，ラズパイPico用バッテリ開発実験　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■集中豪雨にも対応できるラズパイPico W 雨量計の製作　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■温湿度センサSensirion SHTシリーズの動作実験　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■施設作物のCO2・培養制御のためのセンシング考　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■あたしだって疲れるのよ……植物ストレス計測実験

……などの掲載を予定しています．お楽しみに！！