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トランジスタ技術

パワー&センシング機器の開発を迅速化
65nmCMOSと90V耐圧DMOSの BCDプロセスによるデバイス基盤『Treo』

パワー&センシング機器の開発を迅速化</br>65nmCMOSと90V耐圧DMOSの BCDプロセスによるデバイス基盤『Treo』

オンセミは,65nmノード上にBCD(Bipolar,CMOS,DMOS )プロセスでアナログ及びミックスド・シグナルのデバイスを構築するプラットフォーム「Treo」を発表した.電圧範囲は1~90V.耐圧90V( DMOS )は65 nmノード上のBCD においては最高レベルとする(図1).動作温度は最高175℃.同社の前世代のBCDは250nmだった.

現在サンプル品を出荷中で量産は2025 年春を予定している.出荷中のサンプルはLDO,バス・スイッチ,電圧レベル変換器のほか,車載や産業機器向けASIC(図2).
ターゲット市場は車載/ 医療分野,AI データ・センタ.精度が要求される駐車アシスト向けの超音波センサや,小型化や低消費電力が要求される持続血糖測定(CGM)装置,電源回路などに向ける.
製造は,同社のニューヨーク州イースト・フィッシュキルにある300mmファブ.

 

ライター:編集部

詳細は各社発表の情報をご確認ください.